おのぼりやす、おくだりやす 京都愛宕研究会BLOG

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【会員通信】PART3 愛宕の茶店
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     京都の西北にひときわ高く、佇んでいるのが、愛宕山である。
     見る場所によっては鳥が羽根を広げたようにも見える。
     一般的には“あたごさん”という愛称で呼ばれている。

     鳥居本の1の鳥居から山頂まで50丁(約5.5km)。人々は愛宕神社へ月参り、祈願、御礼詣り、3歳詣り、そして愛宕講詣りに、はた又健康ブームで、登山を楽しむ人達が険しい坂道を登って行く。
     現在は毎日登る人が10数人、それも早朝夜明け前から登る人たちが増えている。

     今や参道で休憩する店もなく寂しい限りですが、所々に昔住居があったような石組みのある場所が見受けられる。
     そうです、ひと昔前(江戸時代から昭和の初期)までは宿場町清滝から1丁毎に茶店があったのです。
     茶店では参拝者にお茶の接待をしたり、愛宕名物「しんこ」という米粉で作った団子を売っていた。愛宕講でお参りする人々には講札を軒先に掲げていて各地区の講詣りを受け入れていた。
     上の方へ登るほど谷が深く眺望も良くなり、素焼きで作った「かわらけ投げ」など趣向を凝らして楽しませていた。特に古典落語「愛宕山」では25丁目での話をおもしろおかしく語られている。

     山岳信仰が盛んであった頃は愛宕山参道や愛宕神社は想像できないほど賑わっていたと思われる。
     ところが時代が進み昭和の初期に清滝から愛宕神社の近くまでケーブルカーが営業を始めたために、参道の茶店はなくなっていった。
     過日(平成24年4月29日)京都愛宕研究会のメンバー達が往時の茶店の様子を25丁目で再現をした。


    研究会によって再現された茶店


    (S・N)
    | メンバー | 会員通信 | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | -









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